人を取り込み過ぎだことによるYouTubeの代償はでかい! – akiragoto
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執筆者:akira

人を取り込み過ぎだことによるYouTubeの代償はでかい!

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其場語(そのばがたり)とは、今、ワタシが気になっていた、気になる事や物にスポットをあてて独断と偏見で書き連ねる、かなり偏ったブログになります。事柄によっては批判的な意見も多いと思いますが、ご了承下さい。

 

YouTubeは変わった。

ついこの前、YouTubeがサービス開始10周年経ったようですね。
いつものYouTubeのロゴ横にも10周年“10”が付いていました。
10年前というと、ニコニコ動画もまだβ版だったか?会員制で入場規制かかったりしてた時代だった気がします。
フラッシュ動画が落ち着き始め、リアルな動画へ移行し始めたネット革命時、YouTubeも世界的な動画共有サイトとして日本でも旋風を巻き起こしました。
今ではメーカー公式動画やトップユーチューバーと呼ばれる人の動画が上位を占め、一般の方の動画を探しにくくなるという事態です。

“ようつべ”としてのYouTube

当時、著作権の規制も緩く、現在のように公式チャンネルも無かったので、一般人があげたMV(ミュージックビデオ)やバラエティなどの動画を見たりして楽しんでいる人が多かったと思います。YouTubeをローマ字読みして“ようつべ”として親しまれていました。
著作権の問題は今でも大きな課題ですが、一般の人が気軽に動画あげ、気軽に楽しむという動画共有サービスが浸透するキッカケの一つであった事は確かです。
 

ニコニコ動画の存在

ミクシィを筆頭に、Facebook、twitterなどのSNSが日本で浸透していく中で、動画共有サービスの存在もどんどん大きくなっていきました。ニコニコ動画が良い例ではないでしょうか?
YouTubeが大きく動く中で、ニコニコ動画も動画共有サービスとして、爆発的に伸びていきました。それは今でも衰えることを知らないほど。ニコニコ動画がYouTubeと違い、日本で物凄いうけたのは理由があります。

  • 動画アップロードサイズの違い
  • グレーな著作権
  • リアルタイム放送
  • コミュニティーの作成

当時のYouTubeは上げられる動画の1本あたりの容量が極端に小さく、粗い動画が目立ちました。
昔は、それこそスマホなど浸透していなかったので、画素数に低いカメラで撮った動画などを上げるには十分だったし、高画質なものを楽しむことをメインとした動画共有サービスを目的としてはいなかったので当然と言えば当然かもですね。
ニコニコ動画も例外ではありませんが、YouTubeよりも容量はあり、更に会員制を導入することで、その容量も増え、高画質や高音質にこだわって動画を作成する人が増えました。
また、初音ミクのヒットがニコニコ動画のサービスにマッチして、作曲→歌詞付け→弾いてみた→歌ってみた→踊ってみた→アニメーションを作ってみた、などの流れを生み出しました。知らない人が動画を共有するだけでなく、二次制作をして、そこから更に広まっていくという動画共有サービスの新しい流れが生まれたのです。
と、同時に、簡単に他人のモノを使って新しいモノを生み出すという著作権の問題も生まれました。(現在ではニコニコモンズといった施策がとられています。)
また、ゲーム実況というグレーなジャンルが確立され始めたのも大きかったでしょう。これはYouTubeでもありましたが、YouTubeでのあとから下のコメントを読むといったものではなく、ニコニコ動画では盛り上がった場所で、コメントが流れるといった、視聴者参加型動画というがニコニコ動画の人気の一つだったでしょう。
そしてUstreamが独壇場だった、リアルタイム放送を、ニコニコ動画でもニコニコ生放送としてサービス開始したことで、ニッチな放送を誰もが出来る様になったことはとても大きかったです。
コミュニティーの存在。当時のYouTubeのプラットフォームは正直、かなり使いにくく、動画を見る!ということをメインに置いた作りでした。それは動画共有サービスとしては当たり前なのですが、日本はミクシィのヒットを見てもわかるように、コミュニティーを作りたがります。コミュニティの作成や、影響力をある人のコミュニティなどにより、何かに属して動画を楽しむといったソーシャルな部分も軽くかすった感じが良かったのだと思います。

YouTubeの立ち居地とは?

YouTubeをメインに書くためにもニコニコ動画を描きましたが、同じ動画共有サービスの中で、上記の様なものにより、良くも悪くも両間にはすみ分けが生まれたのです。
そのすみ分けは人それぞれですが、ニコニコ動画は非リアルタイムを共有できるという疑似体感動画がうり(パラドックス)で、会員登録等も無く楽しめるYouTubeは瞬発力の高い話題性のある動画や、いつ見ても為になるような動画だったり、ストック型動画がうりになっていきました。もちろん、どちらにも同じような動画はありますが。
瞬発力の高い話題性のある動画は、商品レビューなどにとっても最適でした。
○○してみた!などの動画はニコニコ動画でもありましたが、商品レビューはYouTubeであげる方が多かったです。
理由の一つが、YouTubeの動画は手軽にサイトに埋め込めましたが、ニコニコ動画は埋め込めなかった点ではないでしょうか。会員登録やフラッシュ動画といった点があげられます。
ともあれ、YouTubeでは商品紹介などの動画をする方がどんどん増えていきました。
 

YouTuberってなんなの?YouTubeはお金になる!?

そんな中、YouTubeで広告を出すことで、再生数に応じお金が発生可能な仕組みが作られました。1再生につき○○円(このレートは日々変わるようです)。
ワタシは、YouTubeがようつべとして騒がれ手いた頃から動画を楽しんでします。
もちろん、現在TOPユーチューバーとして騒がれている投稿者が、再生数が少ない頃も見て来ましたし、ファンもいます。
当時は、好きな商品の動画を上げよ!みんなに見られたらいいなー!っていうのに、ファンが増え、再生数がどんどん増えていき、結果的にYouTubeでお金を稼げるようになっていた…といったものだと思います。
時代は経ち、YouTubeの中で影響力を持つ人たちがどんどん出てきました。のちのトップユーチューバーです。その方々は何万というファンを持っています。
つまり動画が上がれば、そのファンに○○さんが動画を上げましたよ!って告知が何万といくわけです。結果、○○万PVという動画再生を生みます。
もし、あなたがメーカーの人間で、影響力を持つ人が商品レビューをした動画を見たらどう思いますか?
ヤフーのトップページの右上に四角の広告枠がございますよね。
ヤフーの広告料は、車が買えるほどの広告額を払って掲載されるのです。しかも常時ではありません。ライバルもいるので、ランダム表示です。ヤフーのトップとのPV数とでは比べ物にならないかもですが、ユーチューバーのファンは、その人が好きだからファンなわけで、その人が“良い”と烙印したら“良い”と思ってしまうことが多いわけです。ターゲットが絞られているからこそ、高倍率にも繋がりやすいのです。
だからこそ、企業はこぞって影響力のある動画投稿者に商品紹介用に商品を送ったりオファーしました。商品代だけで広告してくれるのであれば安いですものね。

UUUM(ウーム)の存在

こんな流れが出来上がっている中、ビジネスチャンスがあると参入してきたのがUUUM(ウーム)の存在です。
UUUM(ウーム)はトップユーチューバーを取り込み、その仲介業者になりました。
簡単に言うと、UUUM(ウーム)に所属することで、YouTubeでの今より更に活動がしやすくなります!そのかわり、YouTubeの広告収入の○○%はUUUM(ウーム)がもらいますよ!といったもの。まぁ動画投稿者と企業間のマネジメント的な役割ですね。
撮影のしやすさ、グレーな部分のホワイトに、イベントなどのしやすさ、、、何かに所属するというのは安定を生み出しますが、そのデメリットももちろんあります。制限です。
UUUM(ウーム)も企業なので、所属する以上、規則を守らなければいけなくなります。上のマージン然り、動画アップに対しても規制等があるようです。つまり自由では無くなったというわけですね。

“好きなことを仕事にしよう”という甘い罠

そんな中、YouTubeが“好きなことを仕事にしよう”という広告を大々的に打ち出しました。それも、俗にトップユーチューバーと呼ばれる、影響力のある動画投稿者をキャスティングしてです。
それを見た、人気動画投稿者の一部のファンの方々は、
“好きなことを仕事にしよう”“好きなことで儲けられる”
私も!俺も!と、こぞってYouTubeに参入してきました。正直、これは完全に誤解を招く行為だと思います。
事業としてはYouTube(googleですが)は成功したのでしょうが、ワタシは悪意を感じます。
ですが、現実は多くのユーチューバーを苦しめる結果になったのです。
YouTubeは莫大な広告料を支払うことで、“好きなことを仕事にしよう”を広め、YouTube参入を推進しました。
結果、動画閲覧数に対する広告支払料の倍率がむちゃくちゃ下がったようです。
詳しくは、シバターさんの動画をご参考下さい。

そして、YouTubeを含め、的を得ている発言だなと感じたのが、KazuChannelのカズさんの動画です。

ネットで収入を得ている方は常に先を考えています。
YouTubeだけで収入を得ようと考えた場合、もし、YouTubeがなくなったら…。そういった意味も含めて色々と手を出しておくことが大事なのです。
UUUM(ウーム)もYouTubeで楽しいことをしようぜ!っということで、UUUMネットワークというMCNを立ち上げ、参加を“抽選で”募りました。
この抽選に対し、瀬戸弘司さんは糸井重里さんの本を引用し動画を上げています。

この動画はかなりの反響を呼び、色々な方がブログ等で解釈しております。
“瀬戸弘司 糸井重里”などで調べて見て下さい。
また、瀬戸弘司さんはこんな事も言っております。

カズさんも瀬戸弘司さんも、ワタシが昔から大好きな方で、勿論今でも大好きです。
昔とちょっと動画の内容は変わったなーという印象はありますが。
 

YouTubeは良くも悪くもデカくなった

綺麗事は言いません。現在のYouTubeの“環境”は最悪です。何が原因で最悪なのかはわかりません。
YouTube事態なのか?UUUMなのか?ユーチューバーなのか?
どれがと言われれば、わかりませんが、とにかくつまらない。もちろん面白い人もいますが、ごく一部です。
誰とは述べませんが、ワタシの好きだった動画投稿者の一人は一生懸命、ゲーム会社に電話してゲーム実況の承諾を得ていました。ゲーム実況というのは、著作権上かなりグレーな部分が多かったからです。その光景をワタシは微笑ましく、そして、楽しみにしていました。今も、本人は同じ気持ちでゲームをしているのかもしれませんが、楽しんでいるというよりは、やらされている感が強いです。(余計なお世話かもしれませんが)
企業は小さい時は、上下の関係が近く和気あいあいとした感じで、楽しく仕事ができます。一社員と社長との距離が近いからです。ですが、企業が大きくなっていくと、間で管理する立場の人間が必要となり、役職としての距離がどんどん広がっていきます。結果、昔は良かった、あいつは変わった、といった環境が変わったことによる、心情の変化が生まれます。企業が大きくなると、環境が変わり人間や会社間での距離も遠くなる…これは絶対にぶち当たる点です。これを幾度となく乗り越えた会社が今の大企業なのです。
YouTubeも事業としては、既にデカイです。ですが、一般のユーザーあってのサービス事業という点では、一般ユーザーとどのような関係を持っていくかがとても大事になっていきます。
これからも動画共有サービスはSNSと関連して進化していくでしょう。その中でYouTubeがどのような立ち居地で存在していくのか…、確立していくことが大事なのではないでしょうか?現状を乗り越え、もっと楽しい動画共有サービスになってほしいな~と思います。
大好きな動画投稿者の方がこれからも動画を上げ続けて欲しく、なんとなく書きました。
※ワタシは、ユーチューバーという言葉が嫌いです。ですが、他の上手い表現が見当たらなかった為、ユーチューバーという言葉を多用しております。
 

◇追記(2015年6月12日)

この記事を書いた後、UUUM(ウーム)についてとてもわかりやすい説明している方がおられましたので、是非参照下さい!

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