“GH5って動画凄くても所詮MFT(マイクロフォーサーズ)でしょ?”
って思っていた時期が私にもありました。
そもそも、MFTってどうなんだろ?と思っていたこともあります。
「MFTユーザー様、ごめんさない。私が間違っておりました。」
先日、熱海旅行に“動画専用”としてGH5を持ち出しました。
↓詳しくはコチラ↓
設定もそこそこに撮影していたので、少々おまけ程度の撮影だったのですが、出来上がりを見てビックリ。
ここまで鮮明に、諧調豊かに撮影出来るのかと驚きました。
とりあえず作例をご紹介したいと思います。
使用カメラとレンズ
とその前に、使用したカメラとレンズの詳細について。
カメラは「LUMIX DC-GH5」、レンズは「LEICA DG 12-60mm F2.8-4.0」の標準ズームレンズになります。
天候が良かったというのもありますが。
作例
全てRAW現像した写真になります。
解像感をお伝えする為、全てflickrに上げたものを引っ張ってきました。
基本ブログ内でアップする際、解像度を72まで下げるのでモヤっとしてしまうことが多く、良さがわからないことが多いので。
海と空の境界、空のグラデーション、緑の青々しさ。激しく色味を強調したわけでもなく、ナチュラルに写し出してくれます。
白い建物の解像感や海面の細かな部分までのディテールがキチンと表現されていますね。
撮影時はモヤモヤしていて撮影出来たのか不安でしたが、RAW現像することで、しっかりと“初島”が浮かび上がってくれました。
旅行日は、來宮神社例大祭「こがし祭り」が開催されており大変賑わってました。
御神輿の質感、祭り人の躍動感、暑さ対策の水蒸気などよく表現されています。
海風の影響か、こういった錆感のある情景もいいですね。
この日は本当に天気が良く、NDフィルターを持っていなかったですが、明暗差が酷い場所でもキチンと白飛び、黒潰れせず撮影出来てたのは驚きです。
最後の写真は、朝方、宿から撮影した風景になります。
逆光により、建物が暗くなっていたので少し持ち上げていますが、アップしてみると、街並みもキチンと解像されており、何より海面の繊細な表現が凄く良く撮れてます。
F4での撮影ですが、太陽光の反射による光芒も綺麗です。
flickrずっと使用していなかったのですが、今後も、こういった写真を紹介するのはflickrをガンガン利用していきたいと思います。
まとめ
作例が写真として上手か下手かは置いておきまして、MFTでここまで諧調豊かに撮影出来るのだなと本当に驚きました。
GH5の有効画素数が2000万画素に上がったこともありますが、流石はLEICAレンズといったところでしょうか。
このレンズは本当に素晴らしいレンズだなとあらためて実感しました。
勿論、APS-Cやフルサイズならもっと諧調豊かな写真になっているとは思います。
でも、見てわかる通り、記録の写真としては十分すぎる写りです。
ちなみに、GH5は動画専用として持って行ったので、動画性能、映りは文句なしです。
後は自身の動画撮影技術の向上を図るのみ。
動画もお見せしたいのですが、ガッツリファミリーが写っているので、何かの機会また動画性能もお見せしたいと思います。
動画も静止画も活けるハイブリッド機と謳っているのに偽りはないなと。
GH5は旅カメラ向きですね。
個人的に、画作りはFUJIFILMのX-Pro2の方が好きなので、GH5でガッツリスチル撮影していくことは無いとは思いますが、上手く併用していきたいなと思いました。
シャッタースピード:ブレない程度
絞り:4.0 ~ 8.0
ホワイトバランス:オート
ISO:マニュアル
保存形式:RAWデータ