前回、運動会に何のレンズを使おうかな?といった記事を書きました。
「XF50-140mmF2.8 R LM OIS WR」を借りる気満々だったのですが、あいにく全てレンタルされていたので、広角から望遠域までいける便利なフジノンレンズ「XF18-135mmF3.5-5.6 R LM OIS WR」をレンタルしました。
レンズ仕様について
(引用:FUJIFILM 公式HP)
製品仕様はこちら。
型番 | XF18-135mmF3.5-5.6 R LM OIS WR |
レンズ構成 | 12群16枚 |
開放絞り | F3.5 – F5.6 |
撮影距離範囲 | 標準:0.6m – ∞ マクロ:0.45m – ∞ |
最大撮影倍率 | 0.27倍 |
防塵防滴 | 〇 |
手ブレ補正 | 対応 |
外形寸法 | ø75.7mm×97.8mm(ワイド端)/158mm(テレ端) |
質量 | 約490g |
フィルター径 | ø67mm |
35mm判換算で広角27mmから望遠206mmまでの幅広い領域をカバーする便利な望遠レンズになります。
防塵防滴構造に5.0段の強力な手ブレ補正効果、最速0.10秒の高速AFと、さまざまな撮影シーンで威力を発揮する構造となっています。
試し撮り
レンタル当日は、雨だったり曇りだったりスッキリしない天気でしたが、色々撮影してきたので早速紹介したいと思います。
全てRAWデータで撮影、現像したものになります。
富士フィルムの東京ステーションでレンズをレンタルしたので、ミッドタウンでパシャってきました。
広角端からの……、
(曇雨での逆光、F3.5の開放撮影でパープルフリンジ出てます汗)
望遠端!
ディテールがしっかりと表現されていますね。
これもテレ端。
カッチリシャープに描写されています。
F5.6での撮影ですが、被写界深度での雨の描写が綺麗です。
建物に入って撮影。
またまた広角端からの……、
望遠端。
35mm判換算で広角27mmから望遠206mmの素晴らしさがわかりますね。
同位置からの撮影になります。
ズームするとわかるのですが、テーブルや地面を叩きつける雨しぶきの描写、質感がとても良いです。
手元から自分の靴を撮影。
広角27mm(35mm判換算)に加え、最短撮影距離も標準0.6m、マクロ0.45mなので、手持ちで近場も無理なく撮影出来ます。
APS-Cセンサーで絞った撮影でも、被写体との距離や焦点距離でこんだけボケます。
(ちなみにExifデータによると、焦点距離43.9mm/F4.7での撮影)
焦点距離50mmは歪みもなくスナップに最適なレンズだと思ってましたが、咄嗟にズームして撮りたいものを撮れるのも素晴らしいなと感じました。
身動きの取れない状態から画角調整出来るのはやはりズームレンズの良いところ。
凄く好きな構図の写真なのですが、残念ながら、オブジェではなく、奥にピントがいってます。
顔認識が働いてしまったのかな?完全に私のミスです。
ただF5.6での撮影なので、小さい画面で見ると誤魔化しが効くという魔術。
光の陰影を求めて撮影……撮影。
グラデーションが綺麗に表現されています。
X-Pro2とレンズの高性能さを再認識します。
場所を変えて新宿で撮影散歩。
霧がかってましたが、シャープな建造物がふんわりと霧に飲み込まれていくさまが好きです。
こういったダイナミックな構図、切り取りは広角の強みですね。
試し撮りした感想
「XF18-135mmF3.5-5.6 R LM OIS WR」は決して小さいわけではありませんが、ワイ端97.8mmという長さで35mm判換算、広角27mmから望遠206mmを持ち歩けるのはやっぱり便利です。
F3.5-5.6なので、暗いかなーと心配した点もありましたが、X-Pro2は結構高感度撮影に強いので、ISO6400ぐらいまで許容して撮影できます。
なので、あまり気にはなりませんでした。
描写もズームレンズということを忘れそうなくらい、シャープにキッチリ写してくれます。
今まで、望遠ズームは暗いレンズが多く、デカいし、普段使いにはなぁ~と敬遠してましたが考えが変わりました。
今回の撮影では望遠端でも手ブレで失敗した!ということはほぼなく、手ブレ補正がかなり強力に効いてるんだなと。
(夜間撮影が出来なかったのでかなり暗い場所での撮影がわからないのが残念)
35mm判換算で広角27mmから望遠206mmまでの幅広い領域は本当に便利で、旅行にも最適なレンズだなと思います。
これを持って運動会に挑みたいと思います。
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