「写ルンです」の使用済みレンズを再利用した、ミラーレス機専用レンズを購入しました。
前々から気になっていはいたのですが、見た目の割に値段が高く購入を見送ってました。
パッケージが思いっきりラ◯カですね。
とにかく小さくて薄い!「GIZMON Wtulens L」
今回、購入したのは「Wtulens L」になりますが、他にも、使用済み「Kodak スナップキッズ」のレンズを再利用した「GIZMON Kodalens」などがあります。
GIZMONというのは、トイカメラや自社レンズなどを取り扱うギズモショップで製造販売されているところから名前が付けられています。
簡単な仕様
GIZMON | Wtulens | Wtulens L |
焦点距離(35mm版換算) | 24mm | 17mm |
絞り(固定) | F16 | F16 |
Wtulensは標準と広角の2種類出ていて、今回は広角なタイプを購入しました。
どちらも絞りはF16固定になります。
セット内容
セット内容は、レンズ部分とマウント部分に分かれており、購入時の専用マウントアダプターによってマウント部が変わってきます。
マイクロフォーサーズ、Eマウント、富士フイルムXマウント、EOS Mマウント、ニコン1マウントが用意されているので、殆どのミラーレスカメラで使用することができます。
今回はGH5S用に使いたかったので、マイクロフォーサーズタイプを購入しました。
カメラに装着してみると、ボディキャップか?と思ってしまうほど小さく付けていることを忘れそうな薄さです。
利点と欠点
「写ルンです」にAFが必要ない理由
オートフォーカスが当たり前の昨今でも、オートフォーカス非搭載「写ルンです」が愛されている理由はまさに先ほどの仕様になります。
レンズを絞っていけばいくほど、ピントが合っているように見える範囲が広くなります。
また、焦点距離が短くなればなるほど同様な現象が見られます。
つまり、「写ルンです」のレンズはパンフォーカスされるように作られているのです。
(パンフォーカスとは、近くのものから遠くのものまでピントが合っているように見せる方法になります)
Wtulensはマニュアル専用であり、ピント合わせも無いのに、そこを気にせず撮影出来るのはそういった理由からです。
勿論、撮影したい被写体との距離などの関係で、ピントがハズレることはよくあるので、期待はせぬように。
F16はかなり暗い
欠点と言ってはいけないのですが、ピントが合う範囲を広めようと絞った為、かなりレンズが暗くなっています。
上の写真は、シャッタースピード1/100で、ISO10000で撮影したものになります。
流石のGH5Sも流石にISO10000ではノイズが目立ちます。
「写ルンです」にフラッシュが必須だったのはこういう理由だと再認識させられる瞬間です。
外付けまでする必要があるかは疑問ですが、カメラにフラッシュが内蔵されているのなら、ガンガン利用した方が良いと思います。
後は天気の良い屋外で昼間撮影で本領発揮されるのでは?と。
まとめ
所感としては、薄いし、持ち歩きも苦では無いので、遊びレンズとして旅行などに持ち歩いても面白いかなと思いました。
一応メーカーサイトに撮影サンプル等あるので、購入検討している方はそちらも参考にしてみると良いと思います。
メーカーの公式サイトでも購入できますし、家電量販店でも購入できます。自分はヨドバシカメラで購入しました。
とは言え、まだ屋外で使用出来ていないので、実際どんな写りになるのか詳しく検証出来ていないで、撮りだめたらまたブログの方でもアップしていきたいと思います。
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