外付けキーボード探し始めると必ず目にするであろう「HHKB(Happy Hacking Keyboard)」。
ブロガーやエンジニアなど、キー入力を主としている職業の方々に愛されるキーボードとしても有名です。
自分はデザイナーなので、どちらかというとマウスの方が重要視しているのですが、iPadやiPhoneでもキーボード入力したいなと思っていて、外付けのBluetoothキーボードはずっと探していました。
そんな中、HHKBを愛用されているエンジニアさんと触れ合う機会が多く、その良さを力説され続け、たまたまAmazonでセールされていたので、ついに購入してしまいました。
まだ購入して2週間ほどで、慣れないというのが率直な感想ですが、購入にいたった理由や、使って思ったことなど書きたいと思います。
PFU HHKB Professional BT(日本語配列)
HHKBには優先、無線含めてたくさんの種類が発売されていますが、今回購入したモデルは「PFU HHKB Professional BT 日本語配列/白 PD-KB620W」という、日本語キー配列のBluetoothキーボードになります。
現在(2020年3月29日時点)、「Happy Hacking Keyboard Professional HYBRID」というのが最新モデルとなっており、大きな違いとしては、最新モデルは優先でも接続が出来るという点です。
自分に良さを語ってくれた方は有線のHHKBを使用していて、無線は挙動がおかしくなったり、電池切れを気にするのが嫌だと言っていたので、そういった声もカバーしたモデルとして最新型が作られたのかもしれません。
自分も当初は最新モデルを購入予定でした、Amazonで型落ちが安くなっていたので、最新ではなく、無線専用を選びました。
製品の仕様
仕様は下記になります。
型名 | PD-KB620W |
キー仕様 | 静電容量無接点方式、押下圧45g、4.0mmストローク、 ステップスカルプチャ、キーピッチ19.05mm |
キー数 | JIS配列69キー |
インターフェース | Bluetooth Ver3.0 Class2 (Bluetooth HID 1.0 profile) |
電波周波数 | 2.4GHz 帯 |
電波方式 | GFSK 方式 |
無線操作距離 | 10m (見通しありの環境にて) |
機能 | カスタマイズ機能 (DIPスイッチにより、制御キーの一部のキー割付を変更可能) |
サイズ(mm) | 294(幅)×120(奥行)×40(高さ) キートップ上面まで |
質量 | 540g(電池含まず) |
電源 | 単三電池(2個)、USBポートからの給電(ケーブルは付属しません) |
動作時間 | アルカリ単三乾電池(2個)使用時の目安:約3ヶ月 (PFU会社環境でのテスト値であり、保証値ではありません) |
サポートOS | Windows Vista® SP1以降 Mac OS X v 10.5 以降 iOS 7.1 以降 Android 4.0 以降 |
ペアリングに、カスタマイズ機能
ペアリングも簡単で、PC、Mac、iOS、Androidにも対応しているので、モバイル使用にも最適です。
自分の場合、メインPCであるMacBookの他に、iphone、ipadなどでも利用したかったので、ここは外せませんでした。
また、4台までの接続機器とのペアリング情報を保持するマルチペアリングに対応しています。
キーボード底面にあるスイッチの切り替えで、制御キーの割当変更が可能です。
それぞれの使い方やお好みに合わせて手軽にカスタマイズがでるのは嬉しいですし、底面を見れば簡単な説明もされているのでそれを確認しながら切り替えが可能です。
電源は乾電池かUSB給電
電源は乾電池2本が必要で、万一の電池切れの場合でも給電用のUSBコネクタが装備されています。
充電式だと、バッテリーが切れてしまった時点でアウトですが、乾電池ならどこでも手に入れられるので安心です。
カラーキートップセットも購入しました
HHKBを購入した方や、しようと考えている方はこれに憧れる人も多いのでは?
正直、タイピングの際に手元を確認することはあまりないので、色を変える必要性があるのか自分にとっては疑問でしたが。
多分、ここは好みですね。
元々、キーボードのカラーは黒を購入予定だったのですが、このカラーキートップを使いたくて、色の組み合わせは白の方が好きかな?という理由で白に変更しました。
そして、組み合わせとしては無刻印モデルが最高だ他のですが、流石にタイピング時にキーを見ないとしても、シフト入力で全てを把握しているわけでも無いので、刻印モデルにしました。
英字ではなく、日本語配列を選択しているのは単純に慣れているのもありますが、矢印キーが搭載されているのが日本語配列のみなので、こちらにしました。
ただ、英字の方がアシンメトリーで格好いいんですけどね。
iPadやiPhoneでも快適タイピング
先ほども書きましたが、iPadやiPhoneでも使用したいというのがキーボードが欲しかった大きな目的でした。
パソコンを持たずとも外でパソコンと同じようなタイピングが可能になるのは、ちょっとしたメモやブログ用の下書きなど、仕事でもプライベートでも活躍しそうだなと。
iPad OSがアップデートして最新ではマウス対応したのも大きいですが、もはやPC環境です。
トラックパッド部が無い分PCより奥行きが稼げますし、アプリ処理の方が動作が快適だったりするのも多いので、軽作業は効率化できます。
iPhoneであれば、これさえ持ち歩けばどこでも快適空間です。
(載せ忘れてますが、iPhoneを傾けて設置させる道具は必要)
まとめ
正直な感想としては、まだ慣れないといった感じです。
まだ2週間そこらなので、キー配列やひらがな/英語の切り替えに慣れないのは仕方ないのですが。
長時間タイピングしていて最初に思ったのが、MacBookの平たいキータッチに慣れてしまっているので、打点が少し高くなったということで、リストパッドが欲しいなぁという印象です。
電池含めず540gなので、キーボードとしては決して軽いとは言えませんし、HHKBを購入する前に悩んでいたMagic Keyboardと比べると携帯性も決して良いとは言えません。
そして個人的にMacBookのキータッチは結構好きなので、Magic Keyboardでも良かったのでは?と言われると、値段も考えると、現段階ではちょっと考えてしまいます。
自分が購入したモデルは静音性は無いので、タイピング音もカチャカチャと鳴ってしまい、自宅で使用するなら問題ないですが、外での使用時は周りの人に配慮しなきゃなといった印象もあります。
ネガティブ要素ばかり言ってますが、今タイピングしている!というのはダイレクトに伝わってくるのと、それによる謎の快感さがあり、多分これに魅了されていくのだろうなと思います。
何より見た目の格好良さはハンパないです。
この辺はこれから長期的に使っていくと色々とわかってくると思うので、また感想を述べたいなと思います。
ちなみに、もし購入検討されている方は、大型家電量販店であれば、置かれているモデルは限られていますが、キータッチなどは実際に試せるので、必ず合っているか試してみてから購入することをお勧めします。
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