タイトルから何を言ってるのかわからないと思いますが、まぁそういうことです。
簡単に書きますと、
・GH5が好きすぎる(つまりPanasonicラブ)
・センサーをAPS-Cかフルサイズにしたい(つまりSシリーズ)
・フルサイズで動画撮影ってどうなの?(レンズが豊富で使ったことのあるSONY)
という流れで、写真と動画、どちらでも定評のある大人気α7iiiを使ってみて問題なく、尚且つ、Panasonic S1発売後、店頭で触ってみたり、写りを見て、自分好みに仕上げられそうだったら、全マウントチェンジしようかなと思いました。
買い足しではなく、買い替え(全カメラを売却)となるので、金額的にもトントンくらいで良いかなと。
勿論、Panasonic S1があんまりかな?という場合は、α7iiiを使い続ける予定です。
とりあえず、今回はα7iiiの初感などを書きたいと思います。
Sシリーズとの比較とかではありません。
外観
思えば、以前SONYのフルサイズミラーレス機はα7iiを愛用していたので、順当進化になります。
なので、操作は迷いなくすぐに馴染みました。
カスタムボタンも増え、操作性も良くなったと思います。
マイク端子が独立しているのはとても便利です。
USB給電出来るのも地味に嬉しいポイント。
GH5でも同じように設定しているのですが、デュアルスロットで写真と動画の記録、保存を分けられるのは管理しやすくて良いです。
α7iiとのスペック比較
昨年、フルサイズミラーレス機で売り上げ上位のα7iiiと中古での売り上げ上位のα7ii。
価格差も10万円程開きがある2機種なので、購入検討している方もたくさんいると思います。
メーカーに記載している簡単なスペック比較を載せておきます。
型番 | α7iii(ILCE-7M3) | α7ii(ILCE-7M2) |
有効画素数 | 約2420万画素 | 約2420万画素 |
ISO感度 | ISO50-ISO204800(拡張) | ISO50-ISO25600(拡張) |
測距点 | 693点(位相差検出方式)/425点(コントラスト検出方式) | 117点(位相差検出方式)/25点(コントラスト検出方式) |
連続撮影速度 | 最高約10コマ/秒 | 最高約5コマ/秒 |
動画 | 4K 30p | Full HD 60p |
ハイスピード撮影 | 120fps | - |
ファインダー | 約236万ドット | 約236万ドット |
モニター | 約92万ドット | 約123万ドット |
手ぶれ補正 | 5軸5段 | 5軸4.5段 |
サイレント撮影 | ● | – |
USB給電 | ● | – |
SDスロット | デュアルスロット | シングルスロット |
サイズ | 約126.9(幅) x 95.6(高さ) x 62.7(奥行き)mm | 約126.9(幅) x 95.7(高さ) x 59.7(奥行き)mm |
総重量 | 約650g | 約599g |
バッテリー | NP-FZ100 | NP-FW50 |
連続撮影枚数が上がったり、AFの性能が向上、高感度耐性が上がったりとα7iiiはα7iiの後継機なので進化していて当然なのですが、撮影写真を見た感じ、そこまで違わないかな?といった印象です。
α7iiiにすればもっと良い写真が撮影出来る……というわけではなく、良い写真を撮るチャンスをより掴みやすくなったカメラということです。
どちらも綺麗な写真が撮影出来ますし、ボディよりもレンズ性能の差の方が大きいかなと。
“4K動画が撮影したい!バッテリー持ちが良いのが良い!デュアルスロットでたくさん撮影したい!”
このカメラでしか出来ない!という性能があれば、α7iiiを選んだ方が幸せですし、フルサイズミラーレス機で綺麗な写真を撮影したい!という場合であれば、レンズを含めて予算組みした方が良い場合もあります。
瞳AFがヤバい
“ヤバい”なんて抽象的な表現で申し訳ないのですが、ガチピンで決まってくれます。
上の写真はα7iii に zeiss batis 2/25 、F2.8で撮影したものなります。
フルサイズ機でのF2.8って被写界深度がかなりシビアで、顔認識で鼻にピントが合ってしまったり失敗がよくありました。
それをAF-Cで瞳AFしてくれるて、更にガチピン写真が撮影出来るって……“ヤバい”です。
α7iiiが発売されてからよく言われている良い点の一つですが、動きの予想できない子供の撮影に向いている理由がわかりました。
夜間に強い
久しぶりのフルサイズ機だったので、ISOバリバリ上げちゃうぜ!と意気込みましたが、調子に乗ると普通にノイズがのりまくります。
とはいえ、アップにしないとわからないので、WEBやスマホでの閲覧ならISO12800くらいは余裕で使えます。
ただ、暗所でもディテールは結構細部までしっかり見れることや、諧調にも余裕がある点は、流石はフルサイズといったところでしょうか。
ボディ内の手ブレ補正も強力に効いているので、手持ちで1/8sくらいでもガッツリホールドすれば撮影出来るのは嬉しいところ。
拡張でISO感度を204800まで上げることができ、勿論、ノイズだらけでディテールも崩れますが、暗闇でも状況撮影出来る安心感はデカいですね。(動画撮影時はISO102400が拡張での上限になります)
動画撮影時はISO感度AUTO、Aモードで撮影することが多いのですが、暗い場所でもかなり明るく撮影出来ます。
嫌な点も多々ある
完璧なカメラなんてあるはずないわけで、気に入らない点もたくさんあります。
・バリアングル液晶じゃない
・設定画面のUIがひどく、使いにくい
・ホールド感が悪い
この辺はGH5が素晴らし過ぎるので、過剰に感じてしまうのかもしれませんが、それにしても設定画面は使いにくいです。
ちなみに、α7iiiはタッチパネル対応なのですが、AFポイントを決定するときのみタッチ操作が可能で、それ以外のタッチ操作は出来ません。
意味不明ですよね。
たぶん、以前のモデルなどを継承しつつ、削ぎ落せる部分は極限まで削ぎ落した結果、コスパ良いと言われるほどの価格設定に出来たのかもしれません。そう考えるとSONYの戦略勝ちなのかも。
まとめ
GH5使いやすいし、GH5でいいんじゃね?という話なのですが、AFが少し不満なのと、やはり写真のクオリティも求めたい時があります。(MFTの写りも好きですけどね)
そのクオリティを今までFUJIFILMで補ってきて、写真に関してパーフェクトだったのですが、写真も動画も一台で済ませたいと思った時、現段階で自分の中でベストなボディがSONYのα7iiiとEマウントレンズでした。
届いて速攻で一日使い倒して、VLOG作って遊びましたが、自分の求めるポイントは十分抑えてくれるなーといった印象でとても満足です。
まだ使用して間もないα7iiiですがレンズ性能も相まって描写性能は素晴らしいので、やはり動画はGHシリーズに振り切ってもいいのかな~と思ってくるほど。
そうなるとGH5Sが欲しくなるのだが。カメラへの欲望は尽きないものです。
とりあえず、S1を待ちたいと思います。
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