私は某理系大学卒業後、アパレル系の会社を受けまくりました。
「人生何があるかわからない」
ほんとに、未来にならないとわからないことってたくさんあります。
自分のことさえ予測できないのだから、世の中のことなんてもっと難しいですよね。
参院選が目の前で、色々考えてしまう今日この頃です。
結果的に20社ほど落ちました。(笑) ← 当時は笑えなかった
そんなこんなで、今日はPhotoshopなお話。
一括で自動処理する方法
スマホやデジカメなどで取り込んだ画像を、ブログなどにアップロードする際、
「画像サイズがでけぇーんだYO! はい! 出直し! 」
なんて言われることないですか?
自分はこの前、『photoback(※)』でアルバムを作ろうと写真をアップロードしたら、何枚かそのような警告が出てアップロードできませんでした。
※ネット上で写真をレイアウトして、製本して届けてくれるアルバム制作会社。
Photoshopを開いて、一枚一枚、画像の解像度を変えてとかやっているとなんか疲れますよね……。
そこで便利なのが「アクション」です。
ワンクリックで簡単「アクション」の活用
Photoshopは「アクション」を使いこなすことで作業効率が劇的に変化します。
そもそも、「アクション」とはなんぞや?という方へ。
Photoshopの画面右側に再生ボタンのようなアイコンがあると思いますが、これが「アクション」ツールです。
既に何個か登録されていますが、ここにPhotoshopでの作業を覚えさせると、一連の作業をクリックするだけで自動で行ってくれる優れたツールなのです。
「ドロップレット」で一括自動処理
実は、Photoshopにはもう一つ便利な機能があり、それが「ドロップレット」の作成です。
「アクション」は一つのモノに対し一括変換します。
この「アクション」に対し、「ドロップレット」を作成してあげると、複数処理が可能となるのです。
文字ではわかりにくいと思いますので、実際にやってみましょう。
画像の解像度を一括で自動処理する
解像度を72pxにする「アクション」を作成する
1.Photoshopを開いたら、「アクション」から下のフォルダボタン「新規セットを作成」します。
今後、画像関連のアクションをこちらに入れ込むため、わかりやすいように“画像処理”などの名前を付けておきましょう。
2.次にこのフォルダを選択しながら、「新規アクションを作成」し、名前を付けます。
名前は、今回、解像度を72pxに下げたいと思うので、“解像度72px”とでもしておきましょう。
そうすると、録画ボタンのようなものが押されているのがわかります。
ここからPhotoshop上で行う作業が停止ボタンを押すまで覚えられるのです。
3.「ファイル」から画像を開きます。
4.「イメージ」の「画像解像度」より解像度を72pxに設定します。
データのサイズ(容量)も大分軽くなってますね!
5.「ファイル」から「別名で保存」します。
この時、あらかじめ解像度72pxで書き出された画像を入れ込む専用フォルダを作っておきましょう。
今回は“picture”としておきます。
6.一連の流れを確認し、「アクション」の停止ボタンを押します。
これで「画像の解像度を72pxにする」といったアクションをこの「解像度72px」というボタン一つで自動処理できるようになりました。
そうしましたらお次は「ドロップレットの作成」に進みましょう。
複数の画像を一括処理するバッチの作成
1.「ファイル」の「自動処理」より「ドロップレットを作成」を選択します。
2.「実行」の「セット」と「アクション」を先ほど作成したものを選び、「“開く”コマンドを無視」にチェックを入れます。
3.保存場所、名称、形式を選択します。
画像名 + 英数字 + 拡張子
これを好きな組み合わせで名前保存できます。
この時の保存場所は「アクション」作成時に「別名保存」した場所のフォルダと同じにしておくと良いでしょう。
別の場所にすると、両方に保存することになります。上手く使い分けましょう。
なので、今回は同じく“picture”フォルダに保存します。
4.作成編集画面の「ドロップレットを保存」の選択からバッチ処理するプロジェクト名を付けます。
わかりやすく、“解像度72px化”としてデスクトップに保存します。
場所は好きな場所で大丈夫ですが、今回はデスクトップに作ります。
そうすると、デスクトップに“解像度72px化”という「ドロップレット」が作成されました。
5.あとは複数の画像をドロップし、この“解像度72px化”に入れると自動処理が行われます。
解像度だけじゃなく、トリミングなど、Photoshopで出来る画像処理が一括で出来るのでとっても便利ですよ!ぜひ色々作って自分だけのオリジナルの「ドロップレット」で作業の効率化を図って見て下さい!
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