写真撮影で大事なのは、知識や技術だけではなく、時刻、天候、場所が重要である。 – akiragoto
カメラ関連

執筆者:akira

写真撮影で大事なのは、知識や技術だけではなく、時刻、天候、場所が重要である。

先日、α7所有の義兄から電話が。
義兄「SONYにしたんだってねー」
 「そなんですよー長年使ったNikonを売り払いSONYに乗り換えました」
(※実はアナログからAPS-C、フルサイズとずっとNikon愛用者でした。今でもNikonは大好きです
義兄「レンズ高いよね」
 「高いっす……。今、広角欲しいですけど、SONYの1635を買おうかなって思ってまして」
義兄「つい最近それ買ったよー!評判良かったからね」
 「まじっすか!?んでんでどです??」
義兄「広角で良いんだけど、写りだけ言うとハッとさせられるような写真が撮れるものはLoxiaの短焦点だよね」
(※義兄もLoxia 2/50所持者)
 「実はBatis 2/20も悩んでるんですけどねー値段帯も同じくらいなので」
義兄「Batisは触ったこと無いけど、評判は良いみたいだし、Loxiaの写りを見るとフルサイズの凄さを感じるよね」
(SONYの1635で気持ちが固まっていたのに、Batisに流されそうだ……)
義兄「色々触ってみることだよー。自分もSONYビル何回も行きましたし!」
 「ですよねーありがとうございます!」
かくかくしかじかで、とりあえず、価格の動向も見ながら検討したいと思いました。
先日、お金使っちゃったので購入するにしても当分先の話ですし。(※前記事参照)

水溜りの写真の撮り方

20160822img04
話変わって、『アジアンタムブルー』という作品ご存知でしょうか?
大崎善生:著者による恋愛小説になり、作品の中で、水溜りのみを撮影する女の子が登場します。
作品の中で、大人向け……所謂エッチな雑誌の編集者をしている主人公が、特集でSMクラブの写真を、全く違ったジャンルを撮影しているカメラマンにお願いしたら面白いのではと、先の女性にお願いし、出会い、色々ありながら恋愛へと発展していく話。かなり端折っているので、全く伝わらないと思いますが、とても感動する素敵なお話なのでお勧めです。

ちなみに映画もございますが、原作である小説を激しくお勧めします。
更に言うと、大崎善生さんの『アジアンタムブルー』の前作である『パイロットフィッシュ』もお勧めです。
 
話は戻り、
水溜りは雨上がりの写真としても人気で、とても綺麗に写った写真は水溜りの中にもう一つの世界が広がっているかのような感覚になるほど幻想的です。
ただの水溜りでしょ?っと思うかもしれませんが、この撮影は結構難しいんです。
 
水溜りの(とくにうつり込みを狙った)写真撮影の条件として以下の点が挙げられます。
1.時間帯
2.気候
3.場所
4.画角
 
もちろん、雨が降りしきる中、水溜りに雨が跳ね返るさまを陰った中で撮影しても、雨降る物寂しい感じが出てとても良い写真になりますが、今回は水溜りに色々な物がキレイにうつりこむ条件についてお話します。
 

時間帯は昼間から夕方に掛けて

雨が上がっても夜中では暗すぎて、何が写りこんでるのかわかりません。
必然的に街灯などの光源が近くにある水溜りを選ばないといけなく、そうなると、アスファルトなどでは水溜りとそうでない場所の境目がわかりにくく、表現としての幅が狭まります。(これは悪いというわけでなく、こういった写真を狙うなら夜中でもOKです)
なので、雨が上がって、日が昇っている時間帯が水溜りがよく映えるのでベストになります。
 

晴れ且つ無風

ぶっちゃけ、これが一番難しい。
難しいと言ったのは、技術的なことだけではありません。
そのベストな空間にいることが出来るのかどうかという点です。
雨って、雲の水蒸気が冷え固まって落ちてきてるので、雨が病んでも曇ってたりすることが多いですよね。
でも時々、雲から日が差し込み、すっごい天気が良くなる事があります。
この瞬間がベストチャンスです。
ちなみにこの瞬間を逃すと、水溜りも水が蒸発したり、地面に吸収したりして水溜りも無くなったりするので、探し回りましょう。
そして、これまた難しい条件なのですが、“無風”であること。
無風でないと、水溜りが波打ってしまい、写り込んだ絵が揺らいでしまうからです。
風が収まる瞬間を耐えて待ち、ここぞという瞬間を見逃さないようにしましょう。
 

水溜りに何を描きたいのかシュミレートしておく

今がチャンス!!とカメラを持って意気揚々と出掛けても、水溜りがどこにあるのかなんてわかりません。
(もちろん、雨の日にここに水溜りが出来るってことを事前に調べ上げておけば話は違いますが)
だからこそ、水溜りというキャンバスに何を描きたいのかを先に想像しておくのが重要になります。
先も言いましたが、太陽や気候、水溜りなどで時間の制約があるだけに、狙った絵をポイントに動かないといけません。
例えば、写り込む空のみを撮りたいのなら、まわりに建物や電柱が入らない場所を。
高層ビルの無機質さを撮りたいのならオフィス街へ。
水溜りの静止した世界に動きのある電車を取りたいのなら、線路沿いの路地へ。
そういった撮影したいものや空間を探しにポイント移動していくことが、効率よく撮影できます。
 

水溜りの奥に広がる世界をどのように切り取るか

最近、意識して水溜りを撮った私にとって、水溜り撮影においての画角は新鮮でとても奥が深いと感じました。
水溜りは地面にできますから、必然的に通常撮影でもハイアングル撮影になってしまいますが、これを地面スレスレのローアングルにすると、水溜りが広く映し出されます。
つまりアングルでカメラに写り込む水溜りの面積を変えられ、水溜りに写り込まれる情報量も変化していきます。
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ハイアングル
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中腰
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ローアングル
また、マクロレンズやズームレンズでギリギリまで近づかない限り、水溜り以外の情報も入り込んできます。
水溜りの写り込みと実際の像、他の風景をどのような構図で切り取るか……、レンズの焦点距離によっても大きく変化していくので、これは練習しないとだなと思いました。
個人的にはズームレンズだと迷ってしまうので、短焦点でアングルをぶんぶん変えて撮影するのが楽しかったです。
 

水溜りの写真は奥が深い

最初にも述べましたが、水溜りは写り込みだけでなく、雨の波紋や水面に浮かぶ花びらなど、色々な写真が撮影できます。
だからこそ、様々な条件が整った写真は、いつも撮影している風景写真とは違った幻想的な世界を垣間見せてくれるのだと思います。
ぜひ、水溜りを発見したときはアングルを変えて色々撮って見て下さい。
見たことの無い風景がそこに広がっていますよ。
 
似たような話で、前にジェットダイスケさんが撮影について興味深いお話をしていましたので、ぜひご覧下さい。

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