馬鹿は死んでも直らない。SONYの高感度カメラα7S(ILCE-7S)を購入しました

α7s ILCE-7S サムネ

タイトル通りです。
GH5イェーイ!って記事を連投していましたが、SONYのフルサイズミラーレス一眼「α7S(ILCE-7S)」を購入しました。
カメラ馬鹿は死んでも直らないとはワタシの事です。
ということで、本当にまだ買って間もないですが、所感を書いてきたいと思います。

なぜ今α7Sなのか

α7s ILCE-7S 画像01
言い訳になってしまいますが、α7Sはα7iiを所持していた頃から憧れのボディでした。
2017年8月9日に購入宣言しているほど。

α7Sが欲しい サムネ

(結局、当時はその後α7Sを購入せず、FUJIFILMのX-Pro2を購入したわけですが)
以前の記事に書いた通り、GH5を購入する際、α7iiとレンズを手放しました。つまり手元にフルサイズ機は無くなりました。
その後、昔の写真のRAW現像をシコシコやっていたところ、やっぱりフルサイズの描写ってすげぇなぁと再認識。
GH5は今までの私的、所持カメラ史上最高ボディなのは変わりないのですが、高感度に強いモデルが欲しいという思いは昔からの夢。
GH5の後継機をもし購入する際があったら高感度モデルを購入する予定ではありますが、センサーサイズはマイクロフォーサーズなので、やはりフルサイズの方が高感度は勿論、低感度でも部があるのは確かです。
少しでも暗い場所で撮影出来るように、GH5用でF値の低い大口径レンズ(LEICA DG NOCTICRON 42.5mm H-NS043)を購入する予定だったのですが、12-60mmのレンズで結構満足しているので、その予算を思い切ってα7sにあてることにしました。

そもそもα7Sってどんなカメラなんだい?

α7Sってどんなカメラなんだ?という方へ、軽く説明すると、高感度でのダイナミックレンジが広く撮影出来る、暗所に強いカメラになります。
α7Sの有効画素数は1220万画素。フルサイズ機としてだけではなく、最近のカメラとしては少ない画素数ですが、理由があり、1画素あたりの光を取り込む面積を広くすることで、暗所でもノイズが少なく撮影することを可能にしたカメラになります。
簡単な仕様は下記になります。

型番 ILCE-7S(α7S)
センサーサイズ 35mmフルサイズ
有効画素数 約1220万画素
AF 測距点数 25点(コントラスト検出方式)
ISO感度 拡張ISO50-409600
サイレント撮影 対応
サイズ 約126.9 x 94.4 x 48.2 mm
総重量 約489g
発売日 2014年6月20日

ISO感度は拡張で50 – 409600という化物です。笑
一般的なカメラの上限ISO感度が拡張でも25600や高くても51200という中で、40万という値は俄かに信じがたい数値ですよね。
PANASONIC GH5SやPENTAX KPなどの高感度カメラが認知されてきた昨今では珍しくもなくなりましたが、α7Sが発表された当時は皆、その値や、宣伝動画に度肝を抜かれました。
今のカメラでは一般的であるサイレント撮影もα7iiでは対応していなかったので、本当に嬉しいポイント。
ちなみに、このカメラのみで4K動画撮影は出来ません。
でも、log撮影にも対応しているので比較的暗い場所での動画でも使用出来るのは嬉しいですね。

購入の決め手となった記事

昔からα7Sの記事は漁っていたので、色々な方の記事や動画を見ていたのですが、決定打となったのがコチラの記事。

こんなの反則です。
4年前のカメラだし、フルサイズで高感度に強いとはいえ、1220万画素で本当に大丈夫かな?とか色々考えていましたが、全く問題なさそうです。
むしろこの記事では低感度での階調豊かな作例をたくさん載せていて、高感度だけでなく低感度でも素晴らしいんだなぁとさらに惚れ込みました。

作例紹介

α7iiと共にお気に入りだったレンズ2本手放したので、フルサイズEマウントの所持レンズは0本。
本当は「SONY Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA SEL55F18Z」は欲しかったのですが、予算を大幅に超えてしまったので、このレンズは次回にまわし違うレンズを購入しました。
今回、同時に購入したレンズはVoigtlander(フォクトレンダー)の「NOKTON classic 40mm F1.4 S.C.」になります。
フォクトレンダー ノクトン クラシック 40mm 画像
比較的最近発売されたフルサイズEマウント用のVoigtlander NOKTONではなく、ライカMマウントのレンズになります。
なので、安価なライカMマウント用のアダプターも同時に購入。
ライカMマウント マウントアダプター
α7iiを所持していた頃からこのレンズとα7Sの組み合わせに憧れていました。
早速作例をご紹介していきたいと思います。

α7s + NOKTON classic 40mm

全てRAW形式で撮影し、RAW現像したものになりますが、周辺光量落ちなどはレンズの味として補正していません。

感想

α7s ILCE-7S 画像02
α7Sの特徴は、撮れないものが撮影出来るという点であり、高感度に強いとはいえ暗所での撮影では普通にノイズが出ます。
「撮れないものが撮影出来る」という点ではなく、ただ高感度に強く、少しでもノイズ少なめで撮影撮影したいという場合は、α7iiiの方が幸せになれると思います。あのカメラは本当に凄い。
でも、撮影条件にもよりますが、ISO感度12800くらいまでは比較的“後ろめたさがなく使用出来る”のはやはり良いです。
画素数もありますが、フルサイズで光をたくさん取り込めるという点は、今回のようなレンズだったりオールドレンズとの相性が良く、デジタルでノスタルジックな写真に仕上がるのは楽しいですね。
それでいて解像感が損なわれるわけではないので、決まったなーという写真などは、大判のフィルムカメラで撮影したような雰囲気を醸し出します。(あくまで個人的な意見)
見えないものが見えるというのは“可能性の広がり”を感じ本当に面白いです。
PHOTO YODOBASHIにて“忘れ得ぬ名機”と称されるように、先々でも語られていくカメラになるだろうなという感じが伝わってきます。
Loxia以来のマニュアルレンズなので、マニュアル操作を楽しみつつ、このカメラでの写真撮影を楽しんでいきたいと思います。
ちなみにまだ試してはいませんが、log撮影にも対応しているので夜間での動画撮影も楽しそうです。

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