パパと息子が一緒にフレンチトーストをつくる場面は、映画界に残る名シーンだ!

クレイマー、クレイマー(1979)

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ジャンル:洋画、ヒューマン

お勧め度:★★★★☆(5/4.8)

あらすじ

仕事第一の男テッドがある夜遅く帰宅すると、荷物をまとめた妻ジョアンナが彼を待ち受けていた。
「誰かの娘や妻ではない自分自身を見つけたい」と言い残し、彼女は去って行った。
息子とニ人残されたテッドは、失意のなか家事に奮闘。
数々の失敗やケンカを乗り越えて父と子の間に深い絆が生まれた頃、息子の養育権を主張するジョアンナがテッドのもとをを訪れた…。
(※Amazon 引用)

メインキャスト

ダスティン・ホフマン テッド・クレイマー
メリル・ストリープ ジョアンナ・クレイマー
ジャスティン・ヘンリー ビリー・クレイマー
ジョージ・コー ジム・オコーナー
ジェーン・アレクサンダー マーガレット・フェルプス
ハワード・ダフ フェントン
ジョベス・ウィリアムズ フィリス

監督

ロバート・ベントン
(映画評論家の故・淀川長治に「本当にいい監督はロバート・ベントンだけになった」と評された。wikipedia引用)
[代表作] ラブ・アペタイザー (2007年)
スーパーマン(1978年)

予告(トレーラー)


 

感想

気付かれましたか?
お勧め度[5/4.8]!限りなく5に近い、ほぼ満点ということ。
1979年公開なので、映像や時代背景は古いですが、とても良かったです。
簡単に言うと、専業主婦である妻が息子を育てている中で、代わり映えの無いその状況化に耐えられなくなり、夫に相談するも、夫は仕事人間なので聞いてくれず、妻が本来の自分を探しに突如家を出て、子育てに慣れない夫と息子の関係がじょじょに変化していく話になります。
共働きが当たり前の今の時代でも、こういった悩みは聞きますよね。そういった意味では、作品内容は今でも古くなく、とても胸にくるような作品でした。
見所は、仕事人間だった夫が子育てに奮闘していく様です。
仕事人間といっても、それは家族の為。結果的には妻や子供の為に頑張っていたのです。
その比重が子供に移っていく様子が、とても自然で微笑ましかったです。
主演の夫を演じるダスティン・ホフマンの演技が素晴らし過ぎます。
この作品でアカデミー助演女優賞を受賞したメリル・ストリープ(妻役)の演技も見逃せません。

アドリブがあった!?

実は、この作品、アドリブが結構あったらしく、脚本に無い演技をしばしばダスティン・ホフマンが演じていたようです。
ここでは敢えて書きませんが、観たことの無い方は、是非一度ご覧になってから、ネタバレサイト等でアドリブシーンを探してみて、再度ご覧になることをお勧めします。
今では、大女優のメリル・ストリープの若き頃の演技や、ダスティン・ホフマンの細かな表情や仕草等の演技、どこにまぎれているのかわからないアドリブなど、印象的なシーンがたくさんあります。
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メリル・ストリープ 若い!!
たくさんの映画の中でも、『クレイマー、クレイマー』でのフレンチトーストのシーンは本当に名シーンなのでお見逃し無く!
 

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